優秀施工者 国土交通大臣顕彰式典
宮本工業株式会社の社員がジュニアマスター受賞の為式典に出席しました。
この度、選ばれたのは前のブログでも紹介しましたが
2017年のTETSU-1グランプリ出場者です。
そして、受賞者のお子さんが今回作文を応募してくれました。
その全文が会場でも読み上げられましたが
とても素敵なので紹介させていただきます。
(ブログ下部に全文掲載してあります)
「ぼくのお父さん」 9歳
自分の父親や母親の働いている姿を見る事は少ないと思います。
それでも、TETSU-1グランプリに家族全員で応援に行くことで
自分のお父さんがやっていることを少しでも理解することが出来たようです。
お父さんの出場を待つ間に
「鉄筋って人の体で言う骨の部分でとても大切なんだよ」と
話した事が彼の中に残っていたようで、一緒に応援出来て良かったと思います。
私たち鉄筋工の仕事は自分達が携わった建物が完成した時には見えなくなります。
それでも、家族に自慢したくなります。
それは、自信を持って仕事をしているからだと思います。
直接感謝されることがない業種ですが
胸を張って言える様、共に頑張って行きたいと思います。
以下作文(全文)
「ぼくのお父さん」
ぼくのお父さんの職業は鉄筋工です。
鉄筋は建物や壁や道路の中に組み立てられています。
人間の体で言うと骨のような大事な部分だそうです。
建物が完成してしまえば外からは見えないけど
見えないところだからこそ丁寧に作らないといけないそうです。
お父さんと出かけた時にお父さんが仕事で鉄筋を組み立てた
お店や病院や学校を教えてくれます。
鉄筋がどんなふうに入っているのか見えないのが残念だけど
お父さんが会社の人たちと一生懸命 力を合わせて
組み立てた鉄筋が入っていると思うと
すごいなと思います。
平成29年の11月に千葉で鉄ワングランプリという大会があり
お父さんが山口県の代表選手として出場しました。
家族みんなで応援に行き、ぼくはその時、
初めてお父さんが鉄筋を組み立てるところを近くで見ました。
太さや長さの違う鉄筋を時間内に丁寧に組み立てます。
いつものお父さんとは違う人のように見えて
ぼくもすごく緊張しました。
大会にはたくさんの人が出場していました。
たくさんの鉄筋工の人達が日本の色んな場所で建物を
作っているんだなと思いました。
ぼくのお父さんもその中の1人なんだと思うとなんだか
かっこよくて友達に自慢したくなりました。
お父さんは休みの日には僕の野球の練習や試合に来てくれます。
道具を大事にすることの大切さも教えてくれました。
お父さんに教えてもらってから自分でグローブの手入れをします。
何事も丁寧にということは、ぼくたちの学校や野球、
お父さんの仕事でもとても大切なことなんだと思いました。
これからもお父さんに沢山のことを教えてもらいたいです。
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