徳山高専 鉄筋工事&圧接体験会 開催
徳山工業高等専門学校 土木建築工学科 の生徒さんが4月15日(土)に来社され、鉄筋工事&圧接体験会を開催しました。
午前中は圧接体験と加工体験を行いました。
加工体験では、3種類の機械を使って加工し、階段に使用する段筋や、柱に使用する丸い加工をしてみたりなど、生活で想像しやすい場所の加工を実際に体験して頂きました。
まっすぐの鉄筋が機械で色んな形状になる事や、学校やマンション、公共施設などの階段の中にはこんな鉄筋が籠状に組み立てられているという想像をしていただけたのではないかと思います。
そして、圧接では1人2本の圧接を行い、完全に冷めてからですが、曲げ試験も行いました。残りの1本は学校へ帰って引張試験を行ってもらう用に持ち帰っていただきました。
着火する時の大きいな音に最初はなれなかったり、微妙な加熱時間の感覚に緊張した面持ちでした。
昼食は社員と一緒に座談会形式としましたが、笑いありざっくばらんに話す事が出来たのではないかと思います。
昼食をはさんで、午後は鉄筋組立結束体験です。
小中学生には壁の枠組みを組んである状態で空いている交点の場所を組立てて頂きますが、今回は少し難しくし、縦も横も生徒さんに組み立てて頂きました。
ゼロから組み立てるという感覚が少しでも掴んでいただけたらと思いこのような形にしましたが、難しい中でも、コツを掴むまで何度も練習をしました。
梁の結束ではコーナー部分結束で、壁の結束とは少し違った結束の方法なども体験していただき、職人のスピードや技術が必要な事などを実際に見たり体験したりしていただきました。作業自体は小さい事ですが、組みあがっていくと大きなモノになるという想像が少しでも出来たと思います。
今回は若手&現場女子もフル参加で対応させていただきました。
実際に現場で働いている技術職の私達と会話をしながら将来の話や技術の話なども出来たのではないかと思います。
鉄筋業はコンクリートの中に覆われ見えなくなるからこそ、真面目にしっかりとした技術を持って作業しなければいけないと思います。そういった事が少しでもお伝えする事が出来たのであれば、この体験会は成功したのではないでしょうか。
そして私達にとってもいい刺激となりました。
いつも現場で一緒に仕事をしている圧接作業ですが、なかなかゆっくり見たり教えてもらったりすることが少ないので、生徒さんが帰られてから私達も勉強させていただきました。
なかなか体験出来ない事を体験させてもらいました。
が、仕事も遊びも本気の宮本工業・・・
圧接さんのサングラスで遊ぶ社員。最後に一番似合う人が現れて
「ボスには勝てる人はいないわ」と大笑いで終わりました。
圧接さんも「こんなにサングラスでも盛り上がるなんて宮本ぐらいだわ」と温かく見守ってくださいました(* ´艸`)
参加していただいた、徳山工業高等専門学校 土木建築工学科の皆様、この度はありがとうございました。
宮本工業㈱では、鉄筋工事業の技術の伝承と認知度のアップを図る為にもこうした学校(学科)グループ単位でのお仕事(職業)体験、親子見学を随時行っています。学科、年齢関係なく行っていますので、まずはご連絡頂ければと思います。
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